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新規事業の一人目セールス担当として活躍。成長の秘訣は「デキる人の時間をもらいにいく」

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Business Development DivisionのBooster Teamに所属し、サイトスピード改善ツール「Repro Booster」のセールス業務を担当する関口。専門家・第一人者と言われる存在が少ない領域の中で、部署立ち上げ時から正しい情報を学び、誠実に伝え続けた関口への信頼は厚い。業務内容や仕事のやりがい、日頃の習慣について話を聞いた。

「分析会」を通じて、企業ごとに調査・アドバイスを提供

–現在の業務内容を教えてください。

2024年4月に入社し、現在はサイトスピード改善ツール「Repro Booster」のセールス業務を担当しています。クライアントはSMB(中小企業)からエンタープライズ(大手企業)まで幅広く、特にECサイト運営企業や不動産・ポータルサイト運営企業など、Web集客に力を入れている企業が多いです。

–セールス業務について詳しく教えてください。

「Repro Booster」のセールスとして、商談創出からクロージングまでの営業業務に従事しています。

商談創出に関してはリスト制作、商談創出まではインバウンドセールス担当が担い、SlackやSalesforce上での情報連携を行った上で私が商談に対応します。展示会や交流会に出向くなどして、私自身が商談を生み出す動きも行っています。商談前は十分な準備を行い、受注が決定した際には契約書等の手続きに対応します。

一般的にはここまでがセールス担当の仕事というイメージもあるかと思いますが、Booster Teamの場合は運用開始後もCS担当と一緒に打ち合わせに参加し、継続的な関係構築に努めています。

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–顧客が抱えている課題や状態にはどのようなものがありますか。

顧客の状態は3つに分けられます。1つ目は、課題の存在に気づいていない状態。2つ目は、課題の存在には気づいているものの、解決に必要なノウハウが不足している状態。3つ目は、課題の存在に気づいていても、時間やリソースが不足している状態。

1つ目の状態の顧客においては、ユーザーからの声や意見があれば気づけますが、それがないと課題に気づきにくいんです。2つ目、3つ目の状態の顧客においては、「何から手をつければよいのかわからない」というケースをよく見かけます。

–現在注力して取り組んでいることを教えてください。

Booster Teamとして注力しているのは「分析会」です。分析会では「PageSpeed Insights」等を用いてサイトの状況を調べ、その結果をもとに改善のアドバイスを行っています。企業の状況や課題に応じてカスタマイズしながら個社ごとに実施しています。

すでに改善に取り組んでいたり、課題意識を持っている企業の場合は、「とても勉強になった」と感想をいただくことが多いです。一方で、まだ改善に取り組んでいない企業、知識・情報が足りていない企業の場合は「正しい知識を得られてよかった」と声をかけていただきます。

また、運用開始後にCS担当と一緒に打ち合わせに参加することも個人的に意識して続けているアクションです。顧客との継続的な関係を構築・維持することで、新たな課題のヒアリング、提案機会の創出ができることがあるんです。

執行役員の海口も過去の記事[※]の中で「既存が新規を作る」と話しています。

[※]海口/執行役員CSO
個性豊かな個人と作る、新・営業組織を束ねる合言葉 -クライアントファースト

–現在の業務に臨む中で、やりがいを感じることはありますか。

分析会や商談の場でサイトスピードの改善方法について説明をする際、「勉強になった」などポジティブな反応をいただける瞬間にやりがいを感じます。質問や疑問を投げかけていただくと私自身が学びを得ることも多くあり、業務におけるインプット・アウトプットから日々成長実感を得られています。

Booster Team立ち上げ初期は営業担当が私のみだったため、成果が出たクライアントへの事例インタビューも担当していました。直接訪問し、「本当にサイトが早くなった」「結果的に他の業務に集中できるようになった」という声を伺えた時には嬉しい気持ちになりました。

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女性として働きやすく、成長ができる環境を求めて転職

–これまでに経験した企業、業務内容を教えてください。

1社目は派遣社員としてリクルートライフスタイルに入社し、ホットペッパーグルメの新規開拓営業を担当しました。その後、知人の紹介を通じてグローバルパートナーズと出会い、同社に転職します。

2社目のグローバルパートナーズでは、法人向けの新規営業とカスタマーサクセス業務を経験しました。法人向けの新規営業を担当していた1〜2年目の期間にはサブマネジャー、リーダー、マネジャーと昇進を重ね、10名程度の部下を持つ目標も達成しました。異動後にCS業務に従事した際にも成果を上げ、部下が増え始めた頃、「新しい挑戦機会を得たい」と感じるようになり、転職を考えるようになりました。

–Reproの第一印象を教えてください。

私にとっては、人生で初めての転職活動でした。キャリアアドバイザーと面談し、次の職場で重視したい点として「幅広い年齢層のメンバーの中で働きたい」「(将来的に)家庭や生活との両立をしやすい環境を重視したい」などの意向を伝えました。

面接の際の印象としては、Reproの担当者の方の対応が丁寧だと感じたことを今でも覚えています。他の企業と比べてその点が際立っていて、とても印象が良かったです。

職場への希望条件と合致し、これまでと異なる環境での新しい挑戦ができると感じ、入社を決断しました。

–実際に働いてみて、会社やチームの雰囲気はどうですか。

チームとしては週に一度の全体会議、Slackでのやりとり、オンラインミーティングを通じて仕事を進めています。出社をすると常に誰かがオフィスにいて、職種や年代関わらず気軽に相談・連携できる雰囲気があり、風通しの良さを実感できる環境です。

社内には家庭がある方、子育てをしている方も多く、在宅勤務を柔軟に活用しながら(仕事と家庭の)両立をしている姿をよく見かけます。

成長への近道「実績を上げている人の時間をもらいにいく」

–業務に臨む上で心がけていることはありますか。

サイトスピードの改善に取り組んでいる人、豊富な知識・情報を持っている人が少ない中で、いかにして「サイトスピード改善の重要性」「サイトスピード改善に関する正しい情報・知識」を伝えられるかが重要だと思っています。

冒頭で触れたようなやりがいを感じ、自分の仕事の価値を感じられるようになるまでの間は、知識や経験を増やすことに努めました。

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–チーム配属後、どのようにスキルや知識を習得してきましたか。

当初は初めて聞く用語や理解できない話題が多く、まずは情報収集をしたり社内のメンバーに時間をもらって振り返り、勉強会を実施しました。

分析会の実施を通じて企業ごとに分析、資料作成、アドバイスを行い続けたことで知識が深まり、参加企業とのコミュニケーションを通じてより一層理解度が増してきました。

–最も効果を感じた学習の仕方はありますか。 ハイパフォーマーに時間を割いてもらい、成功体験や仕事術、実績を上げている方法を繰り返し聞き出しました。その聞き出した方法を真似し続けたことが、(Booster Teamで)成果を上げられるようになった要因の一つだと思います。

なにごとも、右も左もわからない状態なのに自己流で取り組んだとしても限界がありますよね。私は以前から、成果を出している人のやり方を取り入れ、真似ることが最速の上達方法だと思っています。真似ることで成果を上げるために必要な要素や行動がわかりますし、その上でフィードバックを受けた方が的確に改善・成長ができますよね。

Booster Teamに配属されてからたくさんの方々にお世話になりましたが、特に「Repro Booster」の事業責任者を務める孫[※]、Solution Sales TeamのTeam Managerを務める林[※]には時間をもらう機会が多かったです。

孫は、一言でいうと「アツイ人」。孫がいると、周りが“甲子園出場を目指す野球部”のような雰囲気になっていくんです。「Repro Booster」の認知と実績を広げていくことに関して、誰よりも責任と情熱を持っている人です。林はセールスパーソンとしての経験、Reproでのセールス経験が非常に豊富で、「Reproのプロダクトとセールスに関してなんでも知っている人」という印象です。

プロダクトについて、領域や業界について、セールスについて…(彼らから)あらゆることを聞き、真似したことで自身の成長に繋がりました。

[※]孫、林については過去の公開記事の中で紹介しています。よければ、あわせてお読みください。

林/Solution Sales Team Team Manager
企業理念を組織として体現するReproなら、クライアントファーストなセールスを徹底的に貫ける。

孫/「Repro Booster」Team Manager
『Repro Booster』が目指すのは新カテゴリーの創出。新規事業の先に見据えるビジョンと戦略

–「ハイパフォーマーの時間をもらいにいく」という意識を持つようになったのはいつからですか。

これまでに勤めた1社目、2社目で働く中で身についたものだと思います。

どちらも成績・実績の社内順位が発表される会社で、当時は「どうしたら1位になれるだろう」と考えながら働いていました。常に上位の実績を上げている人、昇進していく人をみていると、ほぼ例外なく目標とする人や過去実績を作り上げてきた役員・社長の真似をしていました。それに気づいてからは、自分よりも実績を上げている人の行動の全てを真似する意識を持ち、業務に臨むようになりました。

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–Repro入社後、苦労したこと、大変だったことはありますか。

入社当初は、Reproの商材や業界に関するキャッチアップに苦労しました。なかなか実績を上げられず、自信を失い、「自分にはできないかもしれない」と心の中に壁を作ってしまった時期がありました。

そんな時、上司やメンバーが時間を作って相談に乗ってくれました。商談に同席してくれることも度々あり、そのおかげで初めての受注を獲得できました。それ以降は自信を持って臨み、成果も出るようになり、成功体験の大切さに気づいた経験でもありました。

誰よりも「Booster」を伝え、売れる営業人材になりたい

–今後の目標はありますか。

今は個人としての大きなビジョンや目標は特にありませんが、「この人ならどんな提案機会も任せられると思ってもらえる人材」「誰よりもBoosterを売れる存在」になりたいと思っています。

成功体験を重ね、自信を持って商談や分析会の対応ができるようになってきましたが、今後はより一層自ら新しい出会いを得て、商談の機会を創出できる動きも増やしていこうと考えています。

–入社を検討している方へ、メッセージをお願いします。

新規事業として立ち上げ・推進の最中でメンバー同士の距離が近く、周りと協力しあったり相談したりしやすい状況です。経験豊富なメンバーから知識やスキルを学べる機会も多く、成長機会を求めている方にとっては良いタイミングと言えます。

また、リーダーポジションを目指している方や役職を持って働きたい方にとっても、今後拡大する中でチャンスを掴みやすいと思います。

年齢・立場に関係なく、成長し続けたいと思ってくださる方がいれば、一丸となって挑戦するBooster Teamでぜひ一緒に働きたいですね。

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取材・執筆=株式会社ユニーク
写真=Akiko Kawada

2025.11.21
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