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事業の成長から生まれる新たな技術課題。向き合い続けることで問題解決力、エンジニアスキルが向上

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Mid-careerDevelopmentEngineer
Development DivisionのPlatform Teamに所属し、エンジニアとして働く大﨑。2024年に従業員数1,000名を超えるメガベンチャー企業からReproへジョイン。入社後の自身を振り返ると、技術力の向上を実感していると語った。その要因や働く環境、開発組織が目指す姿について話を聞いた。

柔軟なマーケティング機能を提供するために不可欠なシステム基盤

–業務内容を教えてください。

よりスムーズな事業計画の実現を目指し、将来的に必要になるであろう要件をまとめ、先立ってシステム整理、基盤を整備することが私たちのミッションです。Repro MAを提供する上で中核となる共通基盤やライブラリの提供を行い、機能開発チームの開発体験と生産性を上げ、顧客への提供価値を最大化するための対応も行っています。

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例えば直近では、「ユーザープロフィール機能[※]」に関する実装業務を行いました。これまでは1つの名称に対して1つの値というデータの持ち方しかできませんでしたが、複数の名称と値を持てるように拡張する必要があり、対応にあたっています。

まずは自分でデータを見たり詳しいメンバーに聞いたりして現状を把握。その後、対応方法を検討して実装に移りました。対応方法を検討する際は、Unitミーティングでメンバーやマネージャーに相談し、意見を仰ぐこともあります。

[※]ユーザープロフィールとは、性別・年齢・地域・言語・会員種別などユーザーの属性情報を示すデータ形式です。たとえば、ユーザープロフィール名「性別」に対し、値として「男性」を登録するように、ユーザープロフィールは名称と値で構成されます。ユーザープロフィールを使って、アナリティクス機能や、プッシュ通知・アプリ内メッセージのようなマーケティング機能を利用するために必要なユーザーの属性情報を登録します。(参照:Repro Help&Support 要実装機能ガイド)

–そうした業務はプロダクトのどの部分に関わるものですか。

Repro MAのシステムを大まかに整理すると、次のようになります。

①行動ログを集める
②分類する
③出力する

「①行動ログを集める」とはユーザーの特徴や行動のログを収集することで、「②分類する」とはそのログデータをもとに特定の特徴を持つユーザーを分類することです。「③出力する」とは、分類されたデータをもとに対象のユーザーに対してプッシュ通知、メール配信等のアクションを行うことを指します。私たちが主に担っているのは、「②分類する」に関わる部分。

顧客数、エンドユーザー数の分だけログデータが多くなり、出力行動に利用できるように分類するためにはデータ量の規模に耐えうるシステムが必要不可欠なのです。今後のクライアントの増加、事業の成長を見越して相応しいシステムを整備することも必要になっていきます。

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–業務を進める上でのメンバーとの関わりについて教えてください。

Unit内での働き方としてはそれぞれに担当業務があり、Unitミーティングでは業務着手前に整理した方針にフィードバックを受けたり各自の進捗を共有したりしています。Unit内で完結しない議題があれば、Unitを跨いで話す場を設定し、議論や決定を行います。

CS(Customer Success)やGM(Growth Marketing)のメンバーなど、他のDivisionのメンバーから「このような要件がありまして、システム的には可能ですか?」と問い合わせをもらうこともあります。調査・検討を行って回答するのですが、現状システムでの対応が不可能な場合は代替策を検討・協議します。

Unit、Team、Division…と組織構造的な括りはありますが、必要に応じてスムーズに関わりあえる雰囲気や体制があることで顧客への価値提供のために考え、動ける職場になっていると思います。

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普段のコミュニケーションはSlackで行うことが多く、カジュアルな会話から具体的な相談まで、気軽にやりとりできる環境です。オンラインコミュニケーションのレスポンスがはやく、相談や確認のための調整に時間、労力をかけることがないため、集中して業務に対応できています。

ビジネスとプロダクトの成長に伴い、常に新しい要件に対応

–経歴を教えてください。

学生時代からシステム開発分野を専攻していて、新卒で入社した会社では新規事業開発部でAIチャットサポートシステムの開発に携わりました。その後2回の転職を経て、前職はフリー株式会社にソフトウェアエンジニアとして入社。経費申請などの申請・承認に関わるシステムにおける機能開発業務を行っていました。

–転職の経緯を教えてください。

転職活動をしていた際は、次の2点を軸としていました。

・扱うデータトラフィックが大きいシステム、プロダクト開発に携わりたい
・プロダクトの中心に近い部署、ロールで業務にあたりたい

これらの点で合致し、入社後の成長イメージを思い浮かべられたため、Reproへの転職を決断しました。

–入社して1年が経ちましたが、実際に働いてみてどうですか。

入社前に思い描いていた部分に携わることができています。

日々Repro MAには大量のユーザー行動データが入力されるのですが、その量は膨大です。このデータトラフィックを前提として、想定されるリスクにも配慮しながら開発業務を進める中でこれまでに対応したことがない課題、経験したことがないシチュエーションと向き合うことが多くあります。それらと日々対峙し、乗り越える過程の中で自身の技術力の向上を感じられています。

また、Repro MAに入力されるデータ量が多いということは、システム内部に保存されるデータ量も増えていくことになります。システムへの変更が必要になった場合、データ量が多い分データの形を変えようとするとコストがかかるため、処理の仕方から十分に検討をしなければなりません。こうしたケースを経験することも、自身の成長につながっています。

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–成長、変化の要因は何だったと思いますか。

膨大なデータトラフィックがある環境で求められる問題解決視点が身につき、日頃から(その問題解決のための)情報のインプット、知識の習得を行うようになったことが挙げられます。ビジネスとプロダクトの成長・進化に伴い、常に新しい要件に対応する場面があるため、気づけば新たに多くのスキルが身についていたとも言えるかもしれません。

2016年にCTOとしてReproへ参画し、現在Chief Architect・Core Unitリーダーを務める橋立[※]の存在も要因の一つです。自分自身の知識では対応できないシーンでは、橋立に相談し、助言を受けることが多くあります。

[※]橋立に話を聞いた記事も過去に公開しています。あわせてお読みください。
「増大するデータトラフィックに対して変化・成長を続けたプロダクト。Chief Architectが語るRepro開発組織の過去と未来」 

素早くビジネス的な価値を作り出せる開発組織を目指す

–開発組織として現在注力していることは何ですか。

開発組織としては、「素早くビジネス的な価値を作り出す」ことを目指しています。

そのために、各Team、個人ができる限り単独で業務を遂行・完結できるような体制を整備しています。そうすることで、業務スピードが向上し、機能の開発開始からリリースまでの期間が短縮され、スピーディーに顧客へ価値が届くようになるのです。

私は合理的な方針だと思いますし、働きやすいと感じています。

–今後取り組んでいきたいことはありますか。

今後に向けて、組織目線では私を含めた個人のスキル向上が必要不可欠だと感じます。例えば現在橋立が担っている「ビジネス要件に対応した開発設計」などを担える個人が増えることが求められています。主体的にビジネス要件のキャッチアップに取り組んだり、システム方針の策定があった際には、背景にあるビジネス要件との関係について目を配るようにしたりすることで、私自身の個人のスキル向上に繋げていきたいと思っています。

ゆくゆくは開発における設計・実装業務に閉じず、事業計画に沿った開発方針策定、開発組織作りにも携われるようになりたいと考えています。

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取材・執筆=株式会社ユニーク
写真=Akiko Kawada

2026.01.30
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