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See All Events父が昔ヒッピーだったこともあり、小さな頃からビートルズ、ローリング・ストーンズ、ボブ・ディランなんかを好んで聴いていました。ほかにも好きなバンドはたくさんあるのですが、ロック一辺倒。メロコアは嫌いでした(笑)。
高校生になってからは、バンドを組んで、ギターを弾くようになりました。その後、映像を学ぶために美大に進学し、ジャズ研に出入りするようになるんですけど、自分が求めてるものと何か違ったんですよね。そもそも自分で何かを表現したいという執着もなくて。
それでジャズ研を早々にやめて取り組んだのがプログラミングでした。C言語、HTML、CSS、JavaScriptなんかを独自に学び、音楽系のスタートアップでインターンをしながら個人でWeb制作を請負うようになりました。
その流れで大学卒業後もインターンを続けていたのですが、それだけだと生きていけないので並行してアートギャラリーでアルバイトをする日々をしばらく続けて、その後は受諾開発を行う中小のIT企業に入社してスキルを磨きました。
その頃ですね、Reproのプロトタイプとなるサービスの開発を手伝うようになったのは。当時CTOを務めていた三木明とは、音楽系のスタートアップでインターンをしていたときに知り合ったのですが、僕が務めていたIT企業と同じコワーキングスペースに出入りしていたこともあって、相談を受けたんです。確か2014年の5月くらいのことですね。
そのときはReproに入社するとは考えてもいなかったんですよ。でも、次第にプロダクトに愛着が湧いてきて、三木からも熱心に入社を打診されたこともあって、その年の11月にジョインすることを決めました。
当時はたった5名の組織でしたが、気づけば200名を超えるまでに成長しているので、3つか4つ違う会社に転職した気分です。必要とされる能力もフェーズによって異なるので、技術的な面はもちろん、ビジネスパーソンとしての業務推進力も身につきましたね。
ちなみに、2年くらいでグロースさせて数億円規模でバイアウトしようと創業期には話していたんです。それはそれで面白いシナリオだったんじゃないかなと思います。ただ、自分たちの想像を超える成長を会社もサービスも遂げているので、今はとことん突き進むつもりです。
いまプライベートでハマっているのがバスケです。もともと中学・高校でバスケ部に所属していたのですが、大学生以降はずっと遠ざかっていました。
それが2年くらい前に、B.LEAGUEのファンクラブに入っているメンバーに誘われて試合を観戦したら、見事にバスケへの情熱が再燃してしまって。その後すぐにバスケ部を結成して、現在は会社近くの小学校で週に1度のペースで練習しています。
昔だったら高くて手が届かなかったバッシュも余裕で買える年齢になったので、3足くらい一気に購入して、足に合わなかったものは仲間にあげていて。こういうときに大人になったなと思いますね(笑)。
チーム初となる企業対抗のリーグ戦にも出場したんですけど、2勝2敗というなんとも微妙な成績を残してしまったので、これからもっと気合を入れて練習したいと考えています。部員も常に募集中です。
バスケをするようになってから、生活にメリハリが生まれました。エンジニアの仕事は時間に縛られないので、ダラダラしちゃうし、夜型になりがちなんですけど、土日のどちらかをバスケの時間に充てるようになってからはそういうこともあまりなくて。体力もめちゃくちゃついたし、身体への意識も変わりました。
バスケってチームスポーツじゃないですか。だから、仕事でもコミュニケーションをより大切に考えるようになりました。最近は業務中に『SLAM DUNK』を読みながらセリフをマネして、この場合はこうしようとかメンバーに説明することもあって。僕は桜木花道と赤木剛憲を足して2で割ったような存在なので、けっこう暑苦しいと思います(笑)。
Reproのエンジニアチームはすごく個性的な面子が揃っていると思います。良い意味で変な人が多い。まさに『SLAM DUNK』の湘北高校みたいな感じ。だから飽きないんですよね。
組織もすごくフラットで、変なしがらみもありません。良いプロダクトを作るにはどうすればいいのか。その1点だけに向き合うことができます。
今は、会社もすごく面白いフェーズに差し掛かっています。2、3年くらい前までは会社の未来がなんとなく予測できたんですけど、2019年にシンガポール支社ができたあたりから未知数になってきたんです。
でも、Reproはそれだけの可能性を秘めているということでもあると思うんです。2020年には30億円規模の資金調達も決まったし、東南アジア各国に支社もできている。サービスの規模が大きくなれば、それを支えるインフラも大切になります。
日本を飛び出してグローバルに展開していくからこそ、自分はこの環境を活かしてさらにチャレンジしていきたいと考えています。
取材・執筆=村上 広大 / 撮影=玉村 敬太
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