whitelogo
menu

Reproとレザーブランドobjcts.ioが共鳴 「いいものだけをつくりたい」

Category:

Community

Tag:

PresidentCulture
いいものを使うことで、人生は豊かになるーーweb・アプリのマーケティングツールを提供しているRepro株式会社の代表・平田祐介は、とあるレザー製品ブランドと共同で、自社の広報・PRを目的とした遊び心のあるノベルティを制作しました。平田が熱烈なまでにコラボを選んだ理由と、製品づくりにかけるこだわりを語ります。

「世界にひとつとして同じものは存在しない」細部までこだわったノベルティ

Reproのこだわりが詰まったノベルティは本革製のステッカーとPCカバー
Reproのこだわりが詰まったノベルティは本革製のステッカーとPCカバー

Reproは、自社の広報・PRを目的として、遊び心のあるノベルティを制作しました。

それは、本革製のノベルティです。

平田 「初めは僕の独断だったんですよね。スタートアップって、よく自社ロゴの入ったステッカーをつくると思うんですけど、普通のステッカーじゃつまらないじゃないですか。せっかくなら思い切って、革でつくっちゃおうと」 実はこの本革製ステッカー、1枚製作するにあたり、通常のステッカーの数十倍のコストがかかるというこだわりぶり。開発から納品までに、約3ヶ月もの時間を要しました。なぜ平田は、ここまでステッカーづくりにこだわったのでしょうか。

実はこの本革製ステッカー、1枚製作するにあたり、通常のステッカーの数十倍のコストがかかるというこだわりぶり。開発から納品までに、約3ヶ月もの時間を要しました。なぜ平田は、ここまでステッカーづくりにこだわったのでしょうか。

平田 「僕らの本業はマーケティングツールを開発して、販売すること。そこには、多くの競合がひしめき合っている。そこで、競合他社にはできないような付加価値をつけていきたいと思ったんです。それは、人の心をなにかしら少しでも動かすような部分。僕はそういうところにこだわっていきたいんですよね」

残念なことに、これまで日本のソフトウェアが海外で普及した事例はほぼ存在しないのが現状。そんな中、Reproが世界に挑戦していくにあたってポイントとなるのが日本らしさです。

平田 「人の感情に作用するような考え方を、機能的付加価値としてプロダクトに落とし込むこと。そういった繊細な日本らしさ、一見無駄と思えるような遊び心をどう表現できるかが重要だと考えています。それこそが人の心をより動かすんです」 Reproは2019年からシンガポールに子会社を作って、グローバルシェア拡大を狙って準備を進めています。世界一を目指すうえで、ノベルティの製作であっても、それ相応のクオリティで、“ 心のかよったものづくり ”を求めていたのです。

そこで、共にこだわり尽くすパートナーとしてノベルティ製作の協力を依頼したのが、レザーブランド「objcts.io(オブジェクツアイオー)」創業者のZokei代表取締役の沼田雄二朗さんでした。

平田が惚れ込んだ「objcts.io(オブジェクツアイオー)」とは

平田と沼田さんが出会ったのは、共通の知人の紹介がきっかけでした。

平田 「クオリティの高いノベルティを作りたいと以前から考えていたのもありますが、代表の沼田さんに惚れ込んでしまったから、一緒に何かやりたいって思ったんですよね。僕は基本的に人に惚れたら、巻き込んで何か一緒にできないかなと思う性格なんです」 objcts.ioは、「新しい価値を生み出すイノベーターの感性をより豊かにする」ことを目的につくられたブランド。モノを通じて感性を刺激することで、イノベーターのアウトプットをより創造的にすることを目指したものづくりを行っています。

そんな沼田さんに会って、平田が一番感じたのは男としての嫉妬心でした。

平田 「僕はビジネスマンとしてはある程度大成できる自信があるんですが、アーティスティックな領域に興味はあるものの、自分には難しいと思っています。正直、うらやましいって思いますよね。沼田さんは、すごく楽しんでものづくりをされていたから」

objcts.ioによるこだわりのものづくりの真骨頂は、着想から製品化までに4年を費やしたというバックパックにあります。レザーを使用した上品なデザインだけでなく、防水性や軽量性など機能性も兼ね備えた逸品。平田はいち早くこのバックパックに魅せられていました。

平田 「レザー製品って、ハイブランドが作っていて、機能性は低いイメージがあるじゃないですか。かっこいいけど、パソコンを支えるほどの耐久性はなかったり、収納力がなかったりして。でもobjcts.ioは、機能面にもこだわっていて、PCを保護しながら収納できるようにクッションがあるんですよ。それでいて、なによりオシャレなんです」

こうして、まだ商品化する前のプロトタイプ版のバックパックを沼田さんから受け取り、愛用し始めた平田。使用感やフォルムについて積極的にフィードバックを行うなど、より沼田さんとの信頼関係を強固なものにしていったといいます。そして二人のプロフェッショナルな仕事観が共鳴し合い、平田はステッカーの製作を沼田さんへ依頼することになったのです。

本当にこだわりを持つ人からの声だけを拾い上げて、“いいもの”をつくる

努力の時間があるからこそ、沼田さんの製品説明は愛情と自信が溢れている
努力の時間があるからこそ、沼田さんの製品説明は愛情と自信が溢れている

objcts.ioのバックパックづくりの工程には一般的な鞄製作とは違う側面があると、代表の沼田さんは言います。

沼田さん 「簡単に言えばアプリ開発に近いのかな、と思っています。通常の鞄製作では、一度製品として出したものを回収して改善するということは行っていないんですが、私たちは最初から “アップデート ”ありきで開発を行っているんです。とにかく形にしたものを一度使ってもらい、上がってきた声を次のサンプルに生かすというのが基本方針ですね」

業界では通常、ひとつの製品を世に出すまでに2〜3回程度のサンプル製作を経るそうですが、objcts.ioでは完成版が出来上がるまでに15回ものサンプル製作を繰り返しました。

沼田さん 「上質かつ機能性を担保したバックパックをつくりたいと考えた時に、当然ですが、すごく大変な作業になると確信していました。私たちも使う人も納得できる製品をつくるためには、自分達だけの想いだけで走るのではなく、ユーザーの声も拾いながら完成を目指すのが一番理にかなっていると考えたんです」

ただし、ここで重要になってくるのが、どれくらい広くユーザーの要望を受け入れるのかという問題です。沼田さんがきっぱりと決めたのは、自分が持つアイテムに対して“情緒”を重んじる人の声だけを聞き入れるということでした。

沼田さん 「幅広く声を拾えば、いいものができるというわけではないと思っています。マスに向けた商材でもないですし……。世の中には手頃な値段で買えるバックパックもありますが、それ以上の価値を求める人たちの声が、製品づくりのヒントになると考えています。そして、迷った時には、私たち自身が “格好いい ”と感じられるかどうか、というところに立ち返るようにしています」

世界ナンバーワンを目指すために、“負けず嫌い”を貫き続ける

業界は違えど、ものづくりに対する熱い情熱をもった2人が語りだすと止まらない
業界は違えど、ものづくりに対する熱い情熱をもった2人が語りだすと止まらない

「すべてのクライアントの声を拾いさえすれば、いいものができるというわけではない」これもまた、平田が沼田さんに共感した考え方のひとつです。

平田 「 Reproではカスタマー・サクセスチームを通じて、ユーザーの方からの改善フィードバックをいただいています。上がってくる声はさまざまですが、私が感じているのは、真面目に製品を使ってくださっているユーザーさんほど、真摯にフィードバックをしてくださるということです」

数百にのぼるクライアントからの声はすべて大事ではあるものの、本当に問題を抱え、真面目に製品の向上を望んでいるユーザーからの声をしっかり拾い上げることが重要だと平田は言います。

平田 「どんなに重要なクライアント様からの意見だったとしても、改善の結果、他のユーザーの方にも喜んでいただけるプロダクトに本当になるのか? ということを考えますね。そして、いざプロダクトを改善するとなれば、きっちりクライアント様からのコミットメントも求める。それが、よりよいものをつくっていくためのプロセスだと思います」

平田が追い求めるのは、プロダクトの「世界シェアナンバーワン」。そのためには、すべてのプロダクトにおいて、世界ナンバーワンクラスの仕事が求められます。

平田 「それを実現するためには何が必要なのか? 僕が考えるに、『この領域では誰にも負けたくない』という一人ひとりの強い意識と能動性なんです。僕はobjcts.ioとのコラボレーションを通して、改めてそのことに気づかされた。沼田さんの生き様に、仕事の面白さを思い出させてもらったんです」



実はこの本革製ステッカー、1枚製作するにあたり、通常のステッカーの数十倍のコストがかかるというこだわりぶり。開発から納品までに、約3ヶ月もの時間を要しました。なぜ平田は、ここまでステッカーづくりにこだわったのでしょうか。

平田 「僕らの本業はマーケティングツールを開発して、販売すること。そこには、多くの競合がひしめき合っている。そこで、競合他社にはできないような付加価値をつけていきたいと思ったんです。それは、人の心をなにかしら少しでも動かすような部分。僕はそういうところにこだわっていきたいんですよね」


残念なことに、これまで日本のソフトウェアが海外で普及した事例はほぼ存在しないのが現状。そんな中、Reproが世界に挑戦していくにあたってポイントとなるのが日本らしさです。

平田 「人の感情に作用するような考え方を、機能的付加価値としてプロダクトに落とし込むこと。そういった繊細な日本らしさ、一見無駄と思えるような遊び心をどう表現できるかが重要だと考えています。それこそが人の心をより動かすんです」 Reproは2019年からシンガポールに子会社を作って、グローバルシェア拡大を狙って準備を進めています。世界一を目指すうえで、ノベルティの製作であっても、それ相応のクオリティで、“ 心のかよったものづくり ”を求めていたのです。


そこで、共にこだわり尽くすパートナーとしてノベルティ製作の協力を依頼したのが、レザーブランド「objcts.io(オブジェクツアイオー)」創業者のZokei代表取締役の沼田雄二朗さんでした。



平田が惚れ込んだ「objcts.io(オブジェクツアイオー)」とは

平田と沼田さんが出会ったのは、共通の知人の紹介がきっかけでした。

平田 「クオリティの高いノベルティを作りたいと以前から考えていたのもありますが、代表の沼田さんに惚れ込んでしまったから、一緒に何かやりたいって思ったんですよね。僕は基本的に人に惚れたら、巻き込んで何か一緒にできないかなと思う性格なんです」 objcts.ioは、「新しい価値を生み出すイノベーターの感性をより豊かにする」ことを目的につくられたブランド。モノを通じて感性を刺激することで、イノベーターのアウトプットをより創造的にすることを目指したものづくりを行っています。


そんな沼田さんに会って、平田が一番感じたのは男としての嫉妬心でした。

平田 「僕はビジネスマンとしてはある程度大成できる自信があるんですが、アーティスティックな領域に興味はあるものの、自分には難しいと思っています。正直、うらやましいって思いますよね。沼田さんは、すごく楽しんでものづくりをされていたから」


objcts.ioによるこだわりのものづくりの真骨頂は、着想から製品化までに4年を費やしたというバックパックにあります。レザーを使用した上品なデザインだけでなく、防水性や軽量性など機能性も兼ね備えた逸品。平田はいち早くこのバックパックに魅せられていました。

平田 「レザー製品って、ハイブランドが作っていて、機能性は低いイメージがあるじゃないですか。かっこいいけど、パソコンを支えるほどの耐久性はなかったり、収納力がなかったりして。でもobjcts.ioは、機能面にもこだわっていて、PCを保護しながら収納できるようにクッションがあるんですよ。それでいて、なによりオシャレなんです」


こうして、まだ商品化する前のプロトタイプ版のバックパックを沼田さんから受け取り、愛用し始めた平田。使用感やフォルムについて積極的にフィードバックを行うなど、より沼田さんとの信頼関係を強固なものにしていったといいます。そして二人のプロフェッショナルな仕事観が共鳴し合い、平田はステッカーの製作を沼田さんへ依頼することになったのです。



本当にこだわりを持つ人からの声だけを拾い上げて、“いいもの”をつくる

努力の時間があるからこそ、沼田さんの製品説明は愛情と自信が溢れている
努力の時間があるからこそ、沼田さんの製品説明は愛情と自信が溢れている


objcts.ioのバックパックづくりの工程には一般的な鞄製作とは違う側面があると、代表の沼田さんは言います。

沼田さん 「簡単に言えばアプリ開発に近いのかな、と思っています。通常の鞄製作では、一度製品として出したものを回収して改善するということは行っていないんですが、私たちは最初から “アップデート ”ありきで開発を行っているんです。とにかく形にしたものを一度使ってもらい、上がってきた声を次のサンプルに生かすというのが基本方針ですね」


業界では通常、ひとつの製品を世に出すまでに2〜3回程度のサンプル製作を経るそうですが、objcts.ioでは完成版が出来上がるまでに15回ものサンプル製作を繰り返しました。

沼田さん 「上質かつ機能性を担保したバックパックをつくりたいと考えた時に、当然ですが、すごく大変な作業になると確信していました。私たちも使う人も納得できる製品をつくるためには、自分達だけの想いだけで走るのではなく、ユーザーの声も拾いながら完成を目指すのが一番理にかなっていると考えたんです」


ただし、ここで重要になってくるのが、どれくらい広くユーザーの要望を受け入れるのかという問題です。沼田さんがきっぱりと決めたのは、自分が持つアイテムに対して“情緒”を重んじる人の声だけを聞き入れるということでした。

沼田さん 「幅広く声を拾えば、いいものができるというわけではないと思っています。マスに向けた商材でもないですし……。世の中には手頃な値段で買えるバックパックもありますが、それ以上の価値を求める人たちの声が、製品づくりのヒントになると考えています。そして、迷った時には、私たち自身が “格好いい ”と感じられるかどうか、というところに立ち返るようにしています」


世界ナンバーワンを目指すために、“負けず嫌い”を貫き続ける

業界は違えど、ものづくりに対する熱い情熱をもった2人が語りだすと止まらない
業界は違えど、ものづくりに対する熱い情熱をもった2人が語りだすと止まらない


「すべてのクライアントの声を拾いさえすれば、いいものができるというわけではない」これもまた、平田が沼田さんに共感した考え方のひとつです。

平田 「 Reproではカスタマー・サクセスチームを通じて、ユーザーの方からの改善フィードバックをいただいています。上がってくる声はさまざまですが、私が感じているのは、真面目に製品を使ってくださっているユーザーさんほど、真摯にフィードバックをしてくださるということです」


数百にのぼるクライアントからの声はすべて大事ではあるものの、本当に問題を抱え、真面目に製品の向上を望んでいるユーザーからの声をしっかり拾い上げることが重要だと平田は言います。

平田 「どんなに重要なクライアント様からの意見だったとしても、改善の結果、他のユーザーの方にも喜んでいただけるプロダクトに本当になるのか? ということを考えますね。そして、いざプロダクトを改善するとなれば、きっちりクライアント様からのコミットメントも求める。それが、よりよいものをつくっていくためのプロセスだと思います」


平田が追い求めるのは、プロダクトの「世界シェアナンバーワン」。そのためには、すべてのプロダクトにおいて、世界ナンバーワンクラスの仕事が求められます。

平田 「それを実現するためには何が必要なのか? 僕が考えるに、『この領域では誰にも負けたくない』という一人ひとりの強い意識と能動性なんです。僕はobjcts.ioとのコラボレーションを通して、改めてそのことに気づかされた。沼田さんの生き様に、仕事の面白さを思い出させてもらったんです」


平田と沼田さん。業界は違えど、情熱の源が近しいふたり。能動的イノベーターたちの挑戦は、これからも続きます。

2019.05.15
PresidentCulture

Events

Come and meet us at the Upcoming Events!

See All Events

Related Articles

シリアルアントレプレナーのRepro CEOが語る!起業のために学生時代にしておくべきこと

2018.02.09
President
Repro Logo